沖縄発！　士業＆カウンセラー・平良のＢＬＯＧ

こんにちは、平良です。


９月１６日 沖縄タイムスより

インフル県内女性死亡/２４歳　疾患なく重症化/国内の死亡患者で初

　県は１５日、新型インフルエンザで基礎疾患がない南風原町在住
の女性（２４）が死亡したと発表した。厚生労働省などによると、国内
の死亡患者では最も若く、基礎疾患がない患者が重症化し、死亡
したのは初めて。国内の死者は感染疑い例を含めて１４人となった。
家族からの感染とみられる。女性は新型インフルによる肺炎が重症
化して呼吸困難になり、入院して人工呼吸器などで集中治療を受けて
いたが、くも膜下出血を合併して亡くなった。新型インフルによる
死者は県内２人目。

くも膜下出血併発が死因に

　県対策本部によると、女性は８月２６日に発熱し、医療機関を受診。
簡易検査でＡ型と診断された。吸入薬リレンザで自宅治療していたが、
発熱が続き、呼吸困難も出たため、３１日に医療機関を再受診した。

　ウイルス性肺炎の発症が認められたため、重度の呼吸困難を示す「
成人呼吸窮迫（きゅうはく）症」の診断を受け、県立南部医療センターに
緊急入院。今月１日、遺伝子検査で新型インフル陽性が確定した。

　入院後は人工呼吸器に加え、肺に代わり血液のガス交換を助ける「
体外補助循環」などで集中治療を行ったが、白血球の減少や血液の
凝固が進むなど症状が改善せず、くも膜下出血を合併したことから、
１５日午前１１時すぎに死亡した。

　女性は母と弟の３人家族で、全員が新型インフルに感染していた。
家族はタミフルを服用したが、女性はカプセル剤の内服が苦手で、
リレンザを使用していた。家族はすでに症状が回復している。県福祉
保健部の宮里達也保健衛生統括監は「基礎疾患がない若い人でも
重症化する例は全国的に発生しているが、抗ウイルス薬も有効で、
慌てる必要はない」と、県民に予防と冷静な対応を呼び掛けた。

　県新型インフルエンザ対策本部によると１５日現在、県内には集中
治療室で管理されているインフル重症患者はいない。


//////////////////////////////////////////////////////

　新型インフルエンザによる死者は、沖縄県内では２人目となりました。
　まだ２４歳という若さですが．．．

　特に何か病気を患っていたわけではないようですが、症状が悪化して
　クモ膜下出血まで引き起こしたようです。


　全国的にみて、新型インフルエンザ患者は減少傾向にあるようですが、
　今後、流行る可能性もあります。

　普段から、手洗いやアルコールでの消毒、うがいの励行、マスクの
　着用を実施しましょう。

　予防して、感染しないことが一番です。
　発熱したら、発熱相談センターへ問い合わせて確認しましょう。